후리가나로 읽는 일본 고전
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ちゅうしせいかつしゃ
中支生活者
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 中支生活者(ちゅうしせいかつしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,145자 · 9화면
また、今もなお百名や二百名の僧侶が修業してる大寺院があり、由緒ある名刹は至る処にあるが、これらは大抵、所有の不動産からの収入で支持され、一般大衆にとっても、仏教はもはや生きてる信教ではなくなっている。こういう実情に対して、仏教班首脳部の方針は、並びに派遣員の見解は、如何様に建てられているのであろうか。単に名刹の保存のみが目的ではあるまい。
其他、一々挙げれば限りがない。そしてこの枚挙に遑ないほどの各部門に於て、今や、共存の理念を以て民衆の中へ能才のはいってゆくのが待望されてる時期なのである。
眼を転ずれば、中支の風光は日本のそれに甚だ似ている。鎮江郊外の古の竹林の七賢の伝説のある竹林寺などを訪れる者は、松や櫟の立並んでる小山、山裾の竹林、谷間の田畑、小鳥の声、あらゆるものによって、全く日本に在るの感がするであろう。また杭州の町中、掘割の両側に楊柳の立並んでる静かな街路は、新潟の町の裏通りに彷彿たるものがある。また、上野の不忍池を理想的に拡大し美化すれば、中支随一の名勝たる杭州西湖ともなるだろう。が然し、揚子江の水は赤く濁り、沿岸の支那海も赤く濁っている。