일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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いぎょ

中谷宇吉郎集 第七巻

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第七巻(いぎょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 54,841자 · 111화면

아오조라 문고

火花のほうは、ストーリイであろうが、銛をはね返したという程度くらいまでは、どうも本当らしい。とにかくこういう怪物の生きた姿が、シカゴの街の真中で見られるのだから、驚いた話である。

この鰐ガールと同じように、堅い鎧で全身をかためている魚は、いま一種類あって、Polypterus bichir という魚だそうである。写真を見たところでは、鯰が鎧を着たような怪物である。こいつも相当なもので、その鱗は、燧石くらいの堅さであるというから、あるいは一枚上手かもしれない。棲息地はアフリカの北部及び中部にかぎられ、これも古代魚の名残りだということである。どうもこういう連中の話になると、いつでもアフリカの奥地とか、ミシシッピイの大沼沢地帯とか、アマゾンの上流とかいうことになってしまう。そういう土地がまだ残されていると考えてみるだけでも悪くはない。別になんの役に立つというわけでもないが、アメリカでも有数の狂躁都市シカゴの真中で、現代アメリカ人と、生きた古代魚とが、毎日対面しているわけであるから、考えてみれば、愉快な話である。

毎日朝の八時から夕方の五時まで、寸暇もない勤労に、心身をすり減らした中年のアメリカ紳士は、子供たちをつれて、日曜には動物園とか水族館とかいうところへ行く。