후리가나로 읽는 일본 고전
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いぎょ
中谷宇吉郎集 第七巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第七巻(いぎょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 54,841자 · 111화면
しかし親子ロケットによれば、高度二五〇マイルの記録が得られている。高度二五〇マイルというのは、驚くべき高さである。成層圏は、約七マイルの高さのところから始まり、五〇マイルくらいで終っている。それ以上はいわゆる電離層になるが、これも大体一八〇マイルくらいまでである。事実一二〇マイル以上の高さになると、大気の抵抗はほとんど零になり、真空といってさしつかえない。もちろん大気は次第に稀薄になるので、どこから真空というはっきりした境はないが、抵抗がほとんど零になるところから上の上空を、空間といい、これは地球からは外の世界と見ることになっている。それで二五〇マイルの高度に達した親子ロケットは、既にその行程の半ばを、大気圏外に乗り出したのである。即ちわれわれは、既に宇宙旅行に、第一歩を踏み出したということが出来よう。
三段のロケットをつくり、孫ロケットの初速を、時速一四、三六四マイルにすることが出来れば、この孫ロケットは、永久に地球の上空を廻りつづけるという計算になる。即ち人工衛星になるのである。そして孫ロケットに、それだけの速度を出さすためには、子ロケットの初速を、時速五、二五六マイルにすればよい。