후리가나로 읽는 일본 고전
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『せっかずせつ』のけんきゅう
中谷宇吉郎集 第二巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第二巻(『せっかずせつ』のけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 83,098자 · 172화면
キャベンディシュにはいつも大抵五十人ばかりの若い有能な学者が働いている。研究所はあまり広くないのでかなり窮窟に見える所もあり、それにそれだけの人に十分な装置を与えることは勿論経済的にも許されないので、随分粗末な器械も使っているようであった。もっともいつも世界の学界の先頭に立っているのであるから、新しい装置を作って実験をすることが多く、既に出来上った完備した器械をあまり必要としないのだともいわれている。実際手製の器械が非常に多いのである。J・J・トムソンなどの電子に関する歴史的の研究でも、硝子管の中に金属板や針金を封蝋で封入したようなものが多く使われている。「キャベンディシュ研究所は、マッチの棒と封蝋とで世界の物理学界を嚮導してきた」といわれる位である。もっとも必要があれば十分の設備もするのであって、どこまでもマッチの棒と封蝋ばかりを使うわけでもない。百万ボルトの電源が原子核の人工崩壊に必要となると、ちゃんとその設備をすることは勿論である。現在世界各国で作られているコックロフト・ワルトンの高圧装置も初めてキャベンディシュで作られたものである。もっともその装置を作るにしても、どことなく手製の匂いがあるのであって、ちょうど私が初めて剣橋を訪れた時に、この装置に着手していたのであるが、どこかから蓄電器を沢山貰っ