후리가나로 읽는 일본 고전
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にせんねんせんそう
二、〇〇〇年戦争
海野 十三
海野 十三의 二、〇〇〇年戦争(にせんねんせんそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 34,367자 · 69화면
それこそ、キンギン国建国以来の歴史的な瞬間だった。なぜなれば、そのようなキンギン国の戦闘部隊の豪華さは、このときを境として、再び見られなかったからである。
全軍は、直線的に、真西へ向けて、進発した。それは丁度洋上に夕闇が下りたばかりの頃だった。太青洋踏破は、正二日半で完了する予定だった。
アルゴン大将の、特に信頼をおいていたのは、二百隻から成る快速潜水艦隊であった。大将は、艦隊最高司令官スイギン提督から刻々報告をこっちへ送らせていた。
「只今、二十時。わが潜水艦隊は、○○地区を潜航中。全艦隊、異常なし」
そういう報告が入ると、アルゴン大尉は、ふうッと、鯨のような息をついて、にっこりと微笑するのだった。アカグマ国を海底から攻撃する日は、刻々として近づきつつあるのであった。この潜水艦隊は、ただの潜水艦ではなく、陸岸に行き当ると、するすると岸を匐いのぼって、たちまち重戦車に早変りをするという怪物なのだ。アルゴン大将が、期待をかけるのも、無理はなかった。
「只今、全航程の三分の二を踏破せり。あと二時間にて、暁を迎える筈。艦隊の全将兵の士気旺盛なり」
スイギン提督からの報告は、一報ごとに、戦争次官アルゴン大将の顔に、明るい色を増させるばかりだった。