일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にじゅうしのひとみ

二十四の瞳

壺井 栄

壺井 栄의 二十四の瞳(にじゅうしのひとみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 113,429자 · 227화면

아오조라 문고

生きてはいてももどれぬ兵隊、永久に戻ることのない父や夫や息子や兄弟たちの、かつての名誉の門標は家々の門から、いっせいに姿を消し、ふたたび行方不明になった。それで戦争の責任をのがれでもしたかのように。

同じようにそれのなくなった家で、思いがけなく大吉は、妹の八津のとつぜんの死をむかえねばならなかった。おばあさんがなくなってから一年目のことである。わずか一年そこそこのうちに、三人の死を迎えたわけだった。父のように大海の泡沫のなかに消えて姿を見せない死、おばあさんのように病みほうけて枯木のようになってたおれた生涯、昨日まで元気だったのが一夜のうちに夢のように消えてしまった、はかない八津の死。そのなかで八津の死はいちばんみんなを悲しませた。急性腸カタルだった。家のものにだまって、八津は青い柿の実をたべたのである。もうひと月もすればうれるのに、渋くはないということで八津はそれを食べたのである。いっしょに食べた子もあるのに、八津だけが命をうばわれた。

戦争はすんでいるけれど、八津はやっぱり戦争で殺されたのだ。――

母がそういったとき、大吉はきゅうには意味がのみこめなかったが、だんだんわかってきた。