일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にじゅうしのひとみ

二十四の瞳

壺井 栄

壺井 栄의 二十四の瞳(にじゅうしのひとみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 113,429자 · 227화면

아오조라 문고

「ああ、行きた!」

マスノがとんきょうに叫んだ。なんということなく男の子にさえ力をもっているマスノの一声である。

「いこうや」

「うん、いこう」

正と竹一がさんせいした。

「いこう、いこう。走っていって、走ってもどろ」

「そうじゃ、そうじゃ」

小ツルと松江がとびとびして勇みたった。だまっているのは早苗と、片桐コトエだけである。早苗はもちまえの無口からであったが、コトエのほうは複雑な顔をしていた。家のことを思いだしていたのであろう。

「コトやん、いかんの?」

小ツルがとがめだてるようにいうと、コトやんはますます不安な表情になり、

「祖母に、問うてから」

その小さな声には自信がなかった。一年生のコトエをかしらに五人きょうだいの彼女は、背中にいつも子どものいないことがなかった。数え年五つぐらいから彼女は子守り役を引きうけさせられていたのだ。家へ帰って相談すれば、とてもゆるされる見こみはなかった。そしてまた、それは早苗や松江や小ツルも同じであった。みんな、しゅんとして顔を見あった。数え年十歳になるまでは遊んでもよいというのが、昔からの子どもの掟のようになっていたが、遊ぶといっても、それはほんとうに自由に遊ぶのではなく、いつも弟や妹をつれたり、赤ん坊をおんぶしてのうえでのことだった。