일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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にじゅうしのひとみ

二十四の瞳

壺井 栄

壺井 栄의 二十四の瞳(にじゅうしのひとみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 113,429자 · 227화면

아오조라 문고

校長先生もまた、この少しふうがわりの、あまのじゃくみたいな娘を相手にして、おもしろがっているようすで、

「そいつは、まだですがね。なんならもう一度職員会議をひらいて取り消してもよろしい。後藤先生は、がっかりするでしょうがなあ」

お母さんひとりは、気をもみつづけ、はらはらしていた。そのお母さんにむかって、校長先生は、

「大石くんに、似たとこがありますな。一徹居士なところ。なにしろ彼は、小学生でストライキをやったんだから、前代未聞ですよ」

あっはっはと笑った。その話は、まえにも聞いたことがあった。なんでも、小学校四年生の父が、受けもちの先生に誤解されたことをおこって、級友をそそのかして一日ストをやったというのだ。同級生だった校長先生も、同情して、みんなでいっしょに村役場へ押しかけていって、先生をとりかえてくれといったのだという。今年の春、就職をたのみにいったとき、はじめて父の少年時代のことをきいて、母と子はいっしょに笑ったのである。ただ思い出話として笑って語られる父のことが、今の大石先生には、ふしぎと、まじめにひびいた。

校長先生が帰ったあとも、ひとりで考えこんでいる大石先生を、お母さんはいたわるように、