일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にかいから

二階から

岡本 綺堂

岡本 綺堂의 二階から(にかいから)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,761자 · 30화면

아오조라 문고

八 おたけ

そうして長い鞭をあげて容赦なしに痩せた馬の脊を打った。馬は跳って狂った。狂いながらにいくたびか高く嘶いた。娘は老女の膝に倒れかかって、血を吐きそうに強く咳き入った。

遼陽から首山堡の方面にかけて、大砲や小銃の音がいよいよ激しくなった。私は車の通り過ぎるのを待ち兼ねて、再び旧の路に出た。騾馬はまたもや続けて嘶いた。娘は揉み殺されそうに車に揺られていた。やがて男の児も泣き出した。

私が一町ほど行き過ぎた頃にも、騾馬の声は寒い雨の中に遠く聞えていた。

八 おたけ

おたけは暇を取って行った。おとなしくて能く働く女であったが、たった二週間ばかりで行ってしまった。

これまで奉公していたおよねは母が病気だというので急に国へ帰る事になった。その代りとしておたけが目見得に来たのは、七月の十七日であった。彼女は相州の大山街道に近い村の生れで、年は二十一だといっていたが、体の小さい割に老けて見えた。その目見得の晩に私の甥が急性腸胃加答児を発したので、夜半に医師を呼んで灌腸をするやら注射をするやら、一家が徹夜で立騒いだ。来たばかりのおたけは勝手が判らないのでよほど困ったらしいが、それでも一生懸命に働いてくれた。