일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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きょうとのあさいち

京都の朝市

柳 宗悦

柳 宗悦의 京都の朝市(きょうとのあさいち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,604자 · 12화면

아오조라 문고

この市を目がけて集る都民の数も大したもので、天気でもよいと、時には身動きも出来ぬ盛況である。それ故、私共はどうしても二番手、三番手の買手になって了う。

併し有難いことに、道具屋と私共の眼のつけ所に、中々喰い違いがあるのである。だから後から出掛ける私達にも、目こぼしの品が相当に恵まれるわけである。人々が注意を払わず、市価がてんでない品の中に、色々よいものが現れてくる。昔ほどの朝市では決してない筈なのだが、それでも見過ごして了うには、勿体ない猟場であった。それで雨が降らなければ、大きな市には、まめに足を運んだ。

売手の大部分は婆さんであった。好個の内職になるに違いない。大体昼頃で市は終って了うから、買手も早くから集ってくる。度々吾々も出かけるので、しまいには婆さん達と顔なじみになって、吾々のために物をとっておいてくれたりするようになった。

ここで一寸述べておきたいが、「下手」とか「下手物」とかいう俗語は、実に是等の婆さん達の口から始めて聞いた言葉なのである。つまり私達の買う品物の大部分は、婆さん達に云わせると、「下手物」であった。始めて耳にしたその言葉が面白く、又「上手物」