후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
きょうかのこむすめどうじょうじ
京鹿子娘道成寺
酒井 嘉七
酒井 嘉七의 京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,841자 · 49화면
ご記憶になりますように、あの芝居小屋の裏手入口には、楽屋番の老人が、見張していたのでございます。そうすれば、外部から侵入したものがあるといたしましても、その犯人は、撥のあった楽屋への、唯一の通路――つまり、小屋の裏道に面した、楽屋の窓の、鉄の格子を通りぬけることが出来るもの――
撥を手にしたまま、舞台の天井まで昇ることが出来るもの――
そして、綱をつたって降り、鐘の頂上にある空気ぬきから、内部に入ることができるもの――
手にした撥を、投げつけることが出来るもの――
と、かように考えねばならないでございましょう。そうすれば、当時から行方が分らなくなった猿と、この殺人事件とを結びつけることに、さした不合理もないではございますまいか。それに、この犯人が、子を殺された親猿といたしますれば、色々と、合点のいく節があるではございませぬか。後見をなさっていた、名見崎東三郎さまの陳述にもございました様に、あの
※(歌記号、1-3-28)真如の月を眺め明かさん
のところで、手にした中啓で金烏帽子を跳ね上げた後に、岩井半四郎が、
「綱に……綱に……」
と、申されたと、いうでございましょう。