일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にんげんさんすいずまき

人間山水図巻

吉川 英治

吉川 英治의 人間山水図巻(にんげんさんすいずまき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,343자 · 21화면

아오조라 문고

『おれひとりならと思うがね……そこらにごろごろ寝ているのも、みんな流亡のあわれな身の上ばかりの寄り集まりだ。これやあ、どうにも、世の中のせいらしいぜ』

『世の中というのは、べつに有るわけなものじゃあるまい。ここにいる人間の世の中とは、ここにいる人間同志の作っているものだからな』

『そんな事はない、何たって社会がわるければ、俺たちも、善くは住みかねる』

『だからもっと住みよい、良い世の中を作りたいものじゃないか』

『それはたわ言だ。考えてみろ、俺たちはもう南宋の社会からは容れられない人間だ。こうして深山に潜んで喰いつないでゆくのがせきのやまじゃないか』

『どう理窟をひねっても、泥棒をやっても仕方がないとする理由は見つからないね。何しろ自分が生きるために、果てなく人を犠牲にしてゆくんだからな』

『分ってるよ、分ってるよ、うるせえなあ』

気にさわったか、夏駿は、獰猛な顔をして見せながら、仏像の頭を炉の中へ燻べこんだ。煙りの中に屈めこんだ友の肩から横顔に、蕭照は、人間というものが、極めて短い年月のうちに何千年も前の非文明時代の野性に忽ち立ち回るものだという事実の影を見たような気がした。