후리가나로 읽는 일본 고전
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にんげんかい
人間灰
海野 十三
海野 十三의 人間灰(にんげんかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,345자 · 33화면
そのうちに夜が明けてホッと一息ついたとき、そこへ電話が掛って来て、ゆうべ西風の妖魔が、空気工場から若き珠江夫人を奪っていったという悲報を伝えた。これは大変だというので、丘署長の一行は、徹夜をして血走った眼を一層赤くしながら、自動車を飛ばして問題の空気工場へ駆けつけねばならなかった。それにしても七人目の犠牲者は今までとはガラリと変って、この空気工場の女王、珠江夫人だとは実に意外な出来事だった。
丘署長は、リューマチの気味で痛い腰骨を押えながら、空気工場の門をくぐった。それは何という不気味な建物だったろう。本署の台帳によってみると、この空気工場の営業品目は、液体空気、酸素ガス、ネオンガス外数種、それに気球ということであったが、その一風変った営業品はこんな奇怪なる建物から生れるのかと思うと、変な気がした。
正面の本館というのを入って、応接室に待っていると、そこへ二人の人物が入ってきた。
「やあ、これはどうも……」
と、先に立った頤髭のある土色の顔に部厚の近眼鏡をかけた小男が奇声でもって挨拶をした。それは工場主である理学博士赤沢金弥と名乗る人物だった。
「私が技師の青谷二郎です。