후리가나로 읽는 일본 고전
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こんにちのせいかつとぶんかのもんだい
今日の生活と文化の問題
宮本 百合子
宮本 百合子의 今日の生活と文化の問題(こんにちのせいかつとぶんかのもんだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,545자 · 19화면
一握りの支配する位置にある人々が、或はそれらの人々を代表としている一群の男女が、頽廃した文化をつくり出していたのが事実だとして、フランスのあの勤勉で堅実な農民たちの朝夕が、果してその名士達と同様に頽廃していたなどと云い得るだろうか。朝六時に、カラーをつけない背広の襟にマフラをまきつけて合外套などというものは身にもつけずに働きに出る勤労の人々が、夕方には顔の見えなくなる迄電燈を倹約して窓べりで待っている妻子のところへ戻ってゆく朝から夜が、やはり頽廃していたとどうして云うことが出来よう。みんなが腐っていたからという説明は、この一つの事実からも、フランスの敗北を十分に説明する力は持っていないのである。
アンドレ・モーロアの「フランス敗れたり」という本は、少くとも文化という文字を生活の中にもっているあらゆる人々に読まれたと思う。モーロアは、フランスの敗因をいくつかあげて、その一つの重要なものとして、ダラディエとレイノーの私的な憎悪や醜聞を面白可笑しく喋っている。空々しく、イギリスの政治家は潔白な生活をしているなどと云っているけれども、そして、フランスの防衛の準備がおくれたのは総てそれら私闘が原因であるかのように云っているが、では、ダラディエやレイノーは、何故そんなに互に対立したり、阻害し合ったりしなければならなかっ