후리가나로 읽는 일본 고전
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いずのくににて
伊豆の国にて
平林 初之輔
平林 初之輔의 伊豆の国にて(いずのくににて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 910자 · 2화면
汚い話だが、放尿し、脱糞し、浴みしてしかる後に適度な温度の中で(この温度という奴が僕には一番大切だ)、仰向けに寝ころんで(寝ころぶという姿勢は重力に対して最小の努力で抵抗できる)、人事上の心配からすっかりのがれて、必要なだけのポケット・マネーをもって、健康を享楽しながら読書するのは人生至上の楽しみなりと私は言おう。年をとってくるとだいぶ条件がむずかしくなってくる。筆というものは口と同様に重宝なもので、こんな虫のよい条件を並べてだけはみることができるのである。
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今日は天気がよい。屋根瓦の上に堅い砂がちらばっていて、その上をトタン板を引きずる音がする。こんな音をきいたらビスマルクでも神経衰弱になるだろう。ただしこれは天気のよいことと別に関係はないのである。せっかく書いたものだから消さずにおいただけのことだ。