후리가나로 읽는 일본 고전
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なにがわたしをこうさせたか
何が私をこうさせたか
金子 ふみ子
金子 ふみ子의 何が私をこうさせたか(なにがわたしをこうさせたか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 191,571자 · 383화면
そしてその時は背広服に「赤十字社員」章を、小紋縮緬の胸に「愛国婦人会」の徽章を、それはまだしもとして「清州芙江間道路開通記念」などいう二銭銅貨と間違えられそうなメダルをまでもぶらさげて来るのが普通であった。しかも多くの場合、御本尊の名士高官連が車の何輛目にいるのかさえも知らさぬうちに汽車は通過するのだった。たまには、十度に一度は、一分間停車をすることもあったが、そうした時には、羽織袴の管理者が、参列有志の名刺を、赤い帛紗をかけたお盆にのせてうやうやしく車の窓から捧げるのだった。
それから、村ではまた世の中に何か変ったことでもあるとすぐ、提灯行列や仮装行列をやった。時には高台の空き地に小屋をたてて、踊ったり、跳ねたり、弾いたり、唄ったり、芝居や狂言の真似までもした。
まことにこれは新開の植民地にふさわしい風俗習慣であった。男も女もこうしたことをすることによってわずかにその単調な生活を破って自らを楽しむことができるのであった。――しかし無論これは、第一階級に属するものどもの催しであって、第二の階級のものはただ茫然とそれを眺めているといった風であった。