후리가나로 읽는 일본 고전
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ひかりあういのち
光り合ういのち
倉田 百三
倉田 百三의 光り合ういのち(ひかりあういのち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,439자 · 263화면
それに代った図画の先生はこれはまた伍長あがりの全く美のセンスのない、体操の教師を兼ねた人であった。私は少年時代に絵と音楽とのすぐれた教養を受けることが出来なかった。これは終生私の不幸の思い出である。ロマン・ローランなどと思い比べるとき、この悔いは私にはかなり深いものだ。
すべての人間はその感受性と渇求とに堪える限りの美的、倫理的教養を享ける権利があるのだ。共同体くにはそれを与える義務を負わねばならぬ。
私が入学してから三年の時までの校長は小野正治という典型的に漢学的な、挙措の厳格な人であった。
先生達さえ校長室に呼び付けられて叱られていた。
が或る時県知事が巡回して来て講堂で一場の訓示演説のようなものがあった。私達が総起立していると、ギュッギュッと靴の音がして知事が入場した。普段靴を穿いては上れない講堂なので私達は異様な感に打たれた。
知事は山田という人だったが、演壇に上るといきなり両手を拡げてピタリと演壇にかぶせ、
「本県は予が直轄する所であるから……」
と初めた。私は不快の感に打たれた。話そのものも何等胸にふれないものだった。ところが校長は演壇の下に進み出て不動の姿勢をとって、