후리가나로 읽는 일본 고전
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ひかりあういのち
光り合ういのち
倉田 百三
倉田 百三의 光り合ういのち(ひかりあういのち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,439자 · 263화면
私はそのたびに好学とあこがれの心をそそられた。なるほどこの歌詞は今こうして書きつけて見ても美しいと思う。
西城川、馬洗川、吉田川という三つの支流がひとつに合って郷の川という中国一の大河となるのが恰度三次なのだ。それが美しい巴なりのカーヴを描いて州を抱いてる景色が、支那の巴峡を連想させるところから、この地方を巴峡と呼びならわしている。中国の諸川の中この郷ノ川だけが中国山脈を貫いて北流して日本海にそそぐのだ。そして川べに聳える比叡尾、日熊、高谷の山々がまたこの川の美しさに応えるように秀でた姿をしている。私はこの北備の別天地、巴峡の地に十四の春から二十の春まで六年間の、私の年少時代の「いのち」を置いた。
私は十四の春高等小学校三年を卒えると、初めて父母の膝元を離れて、庄原から五里離れた三次へ、良一君に連れられて、徒歩で行った。もとよりまだ汽車はなかった。十八里離れた尾道か、二十二里ある広島迄行かねば汽車は無いのだ。
三次には私の叔母(母の妹)が宗藤という家へ嫁いでいた。そして叔母には子供がないので、私の妹の重子が養女に貰われて行っていた。「幼きころ」のところに書いたように。