일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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とうせいかつしゃ

党生活者

小林 多喜二

小林 多喜二의 党生活者(とうせいかつしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,537자 · 130화면

아오조라 문고

Sは考えていたが、「用心深い奴だったからな。」と云った。

私達はどっちからでもヒゲにつく方からつけることにし、それから次の朝のビラ持ち込みの打ち合せをして別れた。

九時、須山に会うと、私はその顔色を見ただけで分った。然しそれでもまだ全部が絶望だというわけではなかった。須山とも、出来るだけの方法をつくして、ヒゲの調査をすることにした。そして直ぐ別れた。

私達は自分のアジト附近での連絡でなかったら、九時半過ぎには一切の用事をしないことにしている。途中が危険だからである。――私は須山とも別れ、独りになり帰ってくると、ヒゲのことが自分でも意外な深さで胸に喰い込んでいることを知った。私は何んだか歩くのに妙な心もとなさを覚えた。膝がゆるんで、息切れさえするようである。――普通の境遇で生活をしている人には、こういう時の私のこんな現象が幾分の誇張とウソを伴っているとみるかも知れない。然し外部からすべてを遮断され、個人的な長い間の友達とも全部交渉を断ってしまい、一寸お湯へ行くのにもウッかり出ることが出来ず、且つ捕かまったら少なくとも六年七年は行く身体では、頼りになるのは同志ばかりである。