후리가나로 읽는 일본 고전
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とうせいかつしゃ
党生活者
小林 多喜二
小林 多喜二의 党生活者(とうせいかつしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,537자 · 130화면
――ところが、後で須山から太田のことを聞かせられて、彼女はカン/\に怒った。
太田などは、自分の心変りや卑屈さが、自分だけのことゝ考えてるのだろう。だが、それは沢山の労働者の上に大きな暗いかげを与えるものだと云うことを知らないのだ。彼奴は個人主義者で、敗北主義者で、そして裏切者だ。彼はそれに未だ警察に知れていない私の部署、その後の私の行動に就いてもしゃべっているのだ。とすれば、私がこれから倉田工業の仲間たちと仕事をして行くことは十倍も困難になってくるわけである。――私達はこうして、敵のパイ共からばかりでなく、味方うちの「腐った分子」によっても、十字火を浴びせられる。その日交通費もあまり充分でなかったので、歩いて帰った。途中私の神経は異常に鋭敏になっていた。会う男毎にそれがスパイであるように見えた。私は何べんも後を振りかえった。太田の「申上げ」によって、彼奴等は私を捕かもうとして、この地区を厳重に見張りしていることは考えられるのだ。ヒゲの話によると、(前に話したことがあった)彼奴等は私達一人を捕かむと五十円から貰えるということだ。彼奴等はそのエサに釣られて、夢中になっているだろう。