후리가나로 읽는 일본 고전
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ろくがつ
六月
相馬 泰三
相馬 泰三의 六月(ろくがつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,673자 · 37화면
このあいだ五六人でね、月給をちっともあげてもらえないことや、窓のこわれたのなどをいつまでも修繕しないでおくことや、いろいろそんな話をしていたんですよ。そうすると、その中の一人が、一代の警句でも見つけ出したかのような得意な調子で、「収穫時に肥料をほどこす農夫もあるまいよ」だって。全くそのとおり、そのとおり。私もそれに大賛成です。……)
曽根はなお、次ぎから次ぎへとこんな風にして飽かず続けて行った。そしてその日は一行も書くことがなくて、五時少し過ぎると、夜の交代の来るのを待たずにSたちの連中につれられて社を出た。
曽根はそれから三四日自分の下宿に帰って行かなかった。今日も社が退けて外へ出たが、どうしても下宿へ帰える気はしなかった。今ごろのっそりと帰って行けば、何か面白くないことの二つや三つはきっと起っているに相違ない。第一番にあの主婦がやって来て長々と例のやつを催促する。それから約束しておいたのだから、昨日は洋服屋が残りの金をとりに来たに相違ない。あの洋服屋も可憐そうな男だ、四十幾つになって、店はつぶれる、妻には先だたれる、身を寄せるところさえもなくなり、仕方なしに昔しの相弟子の店へ寝泊りまでさせてもらって仕事をしているのだ。