후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ふゆがれ
冬枯れ
徳永 直
徳永 直의 冬枯れ(ふゆがれ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,850자 · 48화면
……
やがて夜が明け、人々の間に立ち雑じると、この病気に対して撃退しようとする積極的な気持に帰れるのであるが、近頃ではそれがヒドくなり、この病気が直接にいまの暗い情勢に関係を持っているのだと気づき始めると怖ろしくなってきて、火がついたように慌てだすのであった。
この病気の一番の薬は、科学的信念だ。曇らない眼と、逆流に突ったった身構えだ、と思うのだがたとえばいまでもこうして眼だけは活字の上を走っていても、一向に上すべりしてしまうのである。
「ちょッと、だれか呼んでるわよ」
「ど、どこに……」
背後で、子供に乳を含ましている女房に注意されて、そッちの窓外をみると、田圃の畔に青く痩せこけた若者がウロウロしていた。茶っぽい襟巻と、脊の丸くなった古トンビを羽織っているので、最初は老人のようにみえたが……。
「何だ、M君じゃないか」
「ええ、久濶でした……」
ひどく痩せて、ながくなった顔を窓ぎわへおっつけて、M君は微笑したが、すぐ「一寸」という様子をしてみせて、田圃の方へ離れていった。
鷲尾もマントをひっかけると、裏口から田圃へ出ていって、人目の少ない土堤で一緒になりながら、それから麓道を龍田山の方へあるき出した。