일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふゆがれ

冬枯れ

徳永 直

徳永 直의 冬枯れ(ふゆがれ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,850자 · 48화면

아오조라 문고

徴かに陽ざしが洩れてるかと思うと、もうまたたくうちに野づら一めん真ッ暗になってしまう。丘陵のような山脈の遠くから激しく移動する灰色の雲と一緒に、湿気をもった空らッ風が轟々と唸をあげて襲ってくるのだった。

「オイ、灸をすえてくれ……」

縁ばなへきて双肌ぬぎになると、いつものように台所から濡れ手を拭き拭き女房があがってくる。

「いったい、いつ頃まで滞在するの?」

彼女は線香の火をかざしながら、亭主の顔色をみいみい不平を愬えるが、鷲尾はけんめいに下ッ腹に力をいれ眼をつぶっているのだ。

「ちゃんと食費まで入れてるのにさ、まるで食客みたいにツンツンされるンだもの、たとえ乞食したってまだ東京の方がいいわ」

「…………」

「ゆんべも○○さん(妹)が、毎日米が三升ずつも減るッて、大声で怒鳴っていたのよ」

「あッちち……、もう止せ」

鷲尾はまた戸外へ出た。しかし会いたい人達のところへもウッカリ出かけてゆかれず、こんどの帰省には訪ねてくる人もパッタリという程少ない。非常に狭い世間だった。――

終日、肥汲車や荷馬車のゴトゴトとひびいている退屈な町、馬糞に汚れた一本筋の町を、一日に二三度は往復した。