일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぜんきてんまやけ

前記天満焼

国枝 史郎

国枝 史郎의 前記天満焼(ぜんきてんまやけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,568자 · 98화면

아오조라 문고

「出します出します。……御承知かな」

「まず即金、一日分が所」

若侍は手を出した。

「これはお早い、早速のことで」

黒鴨もこれには驚いたらしい。

「が、結構、では十両」

グッと懐中へ手を入れると、チャリン、チャリンと音をさせた。

小判を数えたに相違ない。

手を引き出すと掌の上に、黄金十枚が載っていた。

「遠慮は御無用、さあさあお取り」

「開店祝で、何の遠慮、では確かに」

「あ、しばらく、それにしても、せめて姓名なと! ……」

「拙者姓名は……」と云いかけたが、

(本名宇津木矩之丞と、ほんとに宣っては面白くない)

そこで、

「宇和島鉄之進」と宣った。

「ではこの金を……」

「頂戴いたす。どれ」と小判を掴もうとした途端に、

「こちらへ御士官なされませ!」と、老人の声が聞こえてきた。

「日当二十両出しましょう!」

傍らに立っている平野屋の寮の、その表門の背後から、声は聞こえてきたのである。

「やッ!」と云ったは若侍で、

「しまった!」と叫んだは黒鴨の武士で……

すぐに、ギーと潜戸が開き、またもや老人の声がした。

「お入りなさりませ、御浪人様!」

「オイ」と云ったは黒鴨である。

「どうだどうだ、どっちへ仕える?」