후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
けんきょう
剣侠
国枝 史郎
国枝 史郎의 剣侠(けんきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 156,961자 · 310화면
、気絶して倒れた主水の姿が、みじめに痛々しく眺められた。
色づいた病葉が微風にあおられ体の上へ落ちて来たりした。
かなり長い間しずかであった。
と、その時人声がし、間もなく十数人の男女の者が、森の中へ現われた。
変わった風俗の連中であった。
赤い頭巾に赤い袖無、そんなものを着けている若い男もあれば、亀甲模様のたっつけを穿き、胸に大形の人形箱をかけた、そういう中年の男もあり、紫の手甲に紫の脚絆、三味線を抱えた女もあり、浅黄の股引、茶無地の筒袖、そういう姿の肩の上へ、猿をとまらせた老人などもあった。
それらはいずれも旅装であった。
秩父香具師の一団なのである。
平素は自分の家にいて、百姓もやれば杣夫もやり、猟師もやれば川狩もやるが、どこかに大きな祭礼があって、市が立って盛んだと聞くと、早速香具師に早変りして、出かけて行って儲けて来、家へ帰れば以前通り、百姓や杣夫として生活するという――普通の十三香具師とは別派の、秩父香具師の一団であった。
この日もどこかの市を目掛け親しい者だけで組をつくり、出かけて行くところらしい。
その中に一人旅装ではなく、髪は櫛巻きに銀簪一本、茜の小弁慶の単衣を着た、若い女がまじっていた。