후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
どうりょくかくめいとにほんのかがくしゃ
動力革命と日本の科学者
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 動力革命と日本の科学者(どうりょくかくめいとにほんのかがくしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,399자 · 27화면
しかし科学の真理が如何に客観的であるといっても、結局それは、人間と自然との協同作品である。人間を離れて科学は無いのであって、科学の非人間的な面ばかりを押し出して行くと、とかく抽象論に陥り易く、人間的な肉付けが薄れて行く虞れがある。一番恐ろしいのは、科学の真理そのものについてではなく、科学者の考え方にそういう傾向が出てくることである。そういう風潮が瀰漫すると、科学はますます現実の社会から離れて行き、「科学に理解のない」政治家や実業家の言説を支持する結果になる。
こういう風潮を助長するものに、ジャーナリズムがある。「科学に理解のない」のも困るが、「有り過ぎる」のもまた危険である。動機は、科学に対する国民の関心を高めようという、善意から出たものであろうが、善悪ともに、とにかくセンセーションを捲き起こすような科学だけを、大々的に報道する傾向がある。ジャーナリズムの本質の中には、たしかにそういう面もあり、現在の商業新聞雑誌では、止むを得ないことかもしれない。しかし新聞種になり得るような科学は、科学の全体から見たら、九牛の一毛に過ぎない。十分の一ミリの精度の測器でもって、毎日精確に十分の一ミリまで測っているような仕事は、ジャーナリズムの対象にはなり難い。