후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かちうんまけうん
勝ち運負け運
佐々木 邦
佐々木 邦의 勝ち運負け運(かちうんまけうん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,262자 · 243화면
「ハッハヽヽ」
「矢っ張り秀才です。凡人には出来ない芸当です」
と多少為人を知っている高野さんが敬服するくらいだから、矢田家の人達へ好い印象を与えたこと言うまでもない。
「それっきりでしたか? 脳症の話は」
「はあ。雄弁滔々だったそうです」
「有難いです。秋山さんは好いところだけ吹聴してくれたんでしょう」
「医者も感心していたというんですから豪いものです。御主人も奥さんも悉皆乗気になって、早速話を進めてくれと仰有いました」
「するとこれから僕のところの親父が乗り込むんですな」
「はあ。橋渡しはもう済みました」
「御苦労さまです。何ともお礼の申上げようがありません」
と僕が喜んでいるところへ菊太郎君がやって来て、突然、僕の首っ玉に齧りついた。場だから人目がある。皆驚いた。
「喧嘩じゃありません。縁談ですよ」
と高野君は誤解を恐れた。
「ハッハヽヽ」
と周囲の人達が拍手喝采した。菊太郎君は感極まったのだった。純情は結構だが、これでは纏まらない中から評判になってしまう。
次の日曜に僕の親父が菊太郎君の写真を携えて矢田家を訪問した。無論打ち合せがしてあったけれど、僕は何となく不安を感じた。