후리가나로 읽는 일본 고전
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くんしょうをもらうはなし
勲章を貰う話
菊池 寛
菊池 寛의 勲章を貰う話(くんしょうをもらうはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,721자 · 28화면
彼は再び拳銃を持ち直し、リザベッタのそばへ寄ったのである。
五
彼が戸外へ出ると、外はもう宵よりも混乱の度を加えていた。そのうえ時々、タウベが落す爆弾の炸裂する声が、激しい騒擾に更に恐怖と不安とを加えた。
大きい建物が、市街のあっちこっちで盛んに燃えていた。その炎で赤くただれた空に、細かい尖塔や円いドームが隠見した。
彼は、再び、深い悔恨に浸っていた。どうしても、この世に身の置き所のないような、深い深い悔恨に浸っていた。
×
八月五日の夜に、ワルシャワは陥ちた。イワノウィッチの属していた第五十五師団の第二連隊も、ワルシャワを撤退して、ヴィスワ川の右岸の戦線に就いたのであった。
大きい混乱であった。第二連隊では、副官のダシコフが行方不明になったことは誰の深い注意にも値しなかった。連隊長が、ちょっと首を傾げたまま、すぐ後任を任命したのである。
イワノウィッチは、隊伍のうちに加わりながら、大きい良心の呵責を担っていた。彼は、勇敢に戦い、自分の生命をできるだけ高価に売ることを考えた。
彼の顔は、その頃からやや蒼白な色を帯び、狂犬のような瞳をしていた。