일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ペキン・チンタオ・そんらく

北京・青島・村落

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 北京・青島・村落(ペキン・チンタオ・そんらく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,580자 · 12화면

아오조라 문고

雨期に大雨があれば、水は地面を掘って自由な通路を作り、やがて平野の上に氾濫する。些少の低地や温地帯には、長く停滞して湖水の面影をなす。

こうした河北平野に散在してる村落は、人の住宅というよりも、人の窖とか巣とかいう観がある。少しまとまった村落には、土塀をめぐらしてあるが、それは流賊を防ぐためもあろうし、洪水を防ぐためは更に多かろう。泥と煉瓦とで出来てる家は、入口が狭く、窓は漸く外光を取入れるだけのものである。幾重にも壁があり戸口があって、先ず、日本の普通の住宅の板塀や垣根や袖垣や壁などを、全部土塀にしたものと思えばよろしい。そして藁屋根の上には草が生え、瓦屋根の上には埃がたまり、村落が擁する僅かな木立も、一杯埃をあびている。風のある紅塵の日には、凡てのものが息をひそめる。それらの村落を、例えば汽車の窓などから眺むれば、塵埃をかぶって地面の中にもぐってるかのようである。

そうした窖の中に、広漠たる平野を蔽いつくす耕作力がひそんでおり、一輪車で物を逓送する汽車以上の運輸力がひそんでおり、豚が仔を産み、鶏が孵化し、穀物の袋や酒の甕が蓄えられ、時とすると壁に貨幣が塗りこめられ、人の子が次々に生れてゆく。