후리가나로 읽는 일본 고전
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なんとうをおもいて
南嶋を思いて
新村 出
新村 出의 南嶋を思いて(なんとうをおもいて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,941자 · 14화면
、以上三人の船乗共が集めた語彙は今日から見れば不完全で研究の資料にもならぬが、なかんずくブロートンのは僅々二十一語を録するに止まり、フィッシャーのは百八語を算するが、クリッフォードの分は一千の語辞と百十六の文章と琉球日本蝦夷三語対照表との三部より成立つ比較的詳密なものである。――しかし今自分の伝えたいと思うのは実は、既に無用に属したこれら語彙の事ではないので、上に述べた英船の一なるアルセスト号の諸員が琉球で受けた印象ともいうべき一節であったのである。
天保三年杏花園の蔵版で出た『(1)琉球雑話』の一節を見ると、
諳厄利亜の人、紀行の書を見るに千八百十六年(文化十三丙子年)九月にあたる月琉球国にいたりし条に(中略)また云、アルセスト(船舶の名なり)吏の長の婦おほく陸にありしに、此島の官人等のめぐみをうけしに、ある日貴人来りて、おほいなる家をよくかざり、諸器を設いれおくべしといへり。ある日また貴人舶中へ来りし時、かの婦人に対しはなはだ丁寧なるやうにて、扇をあたへしが、其後たつとき一女、好事にて諳厄利亜の婦を見んとて、かの婦ひとりをりし処へきたり、かの婦を四方より穴のあくほど見たりしが、かの扇をもちゐたりしゆゑか、いかにも妬情をふくみし眼の色にて、やゝひさしく見てぞかへりけり(さきに扇をあたえし貴人は国王にて、