일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

なんろ

南路

宮本 百合子

宮本 百合子의 南路(なんろ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,813자 · 63화면

아오조라 문고

そのとき、モント・ヴァアノンに行きワシントン将軍の夫人が、最後に良人の墓を眺めつつ逝去したという、質素なしかも愛らしく、女性らしい寝室を見た。ひどく混雑した印刷局に行った覚もある。

「議事堂が見えて?」

自分は、身の囲りに外套を引そばめるようにして、遠い彼方の樹立を透した。

アーク燈が、静に瞬いている。自動車が探照燈のように蒼白く煙たつ強光を投げて、暗い闇に駛り去る。――

また、がらんとした待合室に戻り、売店(スタンド)で絵葉書を書いていると、急に後から賑かな足音が、入り乱れて聞えて来た。

何か喋り喋り、陽気に笑う若い女や男の活々した声が、まるで厳しい建物に落ちる歓びの流れのように感じられる。

「何なの?」

ペンを持ったなり振返って見、自分は思わず良人と眼を見合わせて微笑んだ。

結婚したばかりの花嫁花婿を、新婚旅行に送り出すために、華やかに興奮した友達の一群れが、花環のように若い二人を取繞いて来たのである。

何か囁いては、仲間の一人が、新婦の頸元に花の粉をふりかける。身を捩る、笑う、手を叩く。ひらひらする銀色のレースや飾紐(リボン)や小さい袋が、仄かな明りの裡で、宛然(さながら)お伽噺のように可愛らしい。