후리가나로 읽는 일본 고전
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らんとうばのてんにょ
卵塔場の天女
泉 鏡花
泉 鏡花의 卵塔場の天女(らんとうばのてんにょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 47,251자 · 94화면
鮒より金魚だ。赤地の錦で、鏡板の松を藻に泳ぐ。……いや、もっと小さい。緋丁斑魚だ。緋丁斑魚結構。――おお、肴は出来た。姉さん、姉さん、いいものを持っているんだね。」
「どこでも構わず、息つぎに、逢った処で、飲ませようと思ってさ。」
「頂こう――茶碗がない。」
「まさか、廚裏へも、ね。」
「飛んでもない、いまは落人だ。――ああ、好いものがある。別嬪の従妹の骨瓶です。かりに小鼓と名づけるか。この烏胴で遣つけよう、不可いかな。」
「ああ、好きになさい。思った事をしないでどうするもんですか、毒になったって留めやしない。」
「その勢で――と燗はどうだろう、落葉を集めて。」
「すぐに間に合いますよ。」
「さきへ、一口遣つけてと。……ふーッ、さて、こう度胸の据った処で、一分別遣ッつけよう。私のこんな了簡じゃ、舞台に立てば引撲かれるし、謡の出稽古はしたくなし、……実は、みっしり考えようと思ってね、この墓所へ逃込んだんだが。」
「よく、楽屋で騒ぎませんでしたね。」
「騒ぐ間がありゃしない。また騒いだ処で、玄人の連中は、いずれ東京へ出れば世話になろうと思うから、そっとして置いたのさ。そこは流儀の御威光です。