일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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はんこう

反抗

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 反抗(はんこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 140,121자 · 282화면

아오조라 문고

水曜が彼の最も隙な日だったから。

周平は他の日にわざわざ訪問したくなかった。実は、隆吉の学課をみてやる月曜なら最も好都合だったが、その日横田は夕刻まで授業があった。それで、最も行き易い水曜を選んだ。

門をはいって玄関に立った時、彼は先ず其処に在る下駄を見廻した。幸にも客は一人か二人位らしかった。彼は安心した。

「丁度村田さんが来てるのよ」と保子から云われた。

彼は先ず保子や隆吉を相手にするつもりだったが、村田なら、その方へ行かざるを得なかった。

横田と村田とは、寝転んで将棋をさしていた。二人共周平の方に一寸眼を挙げて「やあ。」と云ったきり、また盤面を見つめた。周平はその側に足を投げ出した。村田の方が少し上手だった。横田は負けを諦めかねて、幾度もさそうとした。

周平はつまらなくなって、両手を頭の下にあてがいながら、仰向に寝転んだ。窓から青い空が見えていた。その狭い四角な青空の中に、白い断雲がぽつりと現われてきては、またすぐに飛び去っていった。風が少し出ていた。周平は軽い苛立ちを覚えた。立ち上って、書棚の隅から外字雑誌を取ってきては、その※(「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28)絵を眺めたりした。