후리가나로 읽는 일본 고전
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はんこう
反抗
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 反抗(はんこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 140,121자 · 282화면
一人は力の強そうな大きな男だった。その大きな男が云った、「仲間の者に傷をつけた以上は、このまま通しはしないぞ」
その男が乞食の親方らしかった。あたりを見廻すと、闇の中に多くの乞食が潜んでるらしかった。恐ろしくなった。懐から紙入を取出した。何程与えたらいいかと考えてると、闇の中から傴僂の乞食が出て来て、両方の膝頭に、掌のような形をした足枷を投げかけた。それが膝頭にぴったり吸いついて、歩けなくなった。「復讐だ、」という声がした。今にも多くの乞食が出て来そうだった。恐ろしかった。扉からさす明るみを横目で見ながら、しきりに、身を※(「足へん+宛」、第3水準1-92-36)いた。※(「足へん+宛」、第3水準1-92-36)く度に、身体が益々闇の中に沈み込んでいった。
……そこで彼は夢からさめた。乞食の餅肌の感触がなお身体中に残ってる気がして、不気味で仕様がなかった。いきなり飛び起きて、窓を開いた。
外には、仄白い明るみがあった。東の空に薄紅い雲が漂っていた。空の星が変にぎらぎら輝いていた。木立や大気が、総毛立ったようにざわめいていた。夜明けに近いのだった。