일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふるきミニエチュア

古き小画

宮本 百合子

宮本 百合子의 古き小画(ふるきミニエチュア)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 70,298자 · 140화면

아오조라 문고

三日の間、相当に烈しい戦闘が続いた。ツランの兵は手頃な戦いの玩具をあずけられたように、元気で、自信を以て働いた。

矢の数を比較しただけでも、既に大体の形勢は定まっている。城主のフィズルは、悧巧にほどを見計らい、王から、卑怯の譏(そしり)を受けず、自分の生命も危くしない四日目にツスに逃れ去った。スーラーブの軍は、僅の死者、負傷者の手当をし、捨られた城の穀倉から、五十頭の驢馬に余る小麦、その他の糧食を奪い、更に前進して、もっと開いた曠野に出た。万一の場合退路を遮られないように、同時に、軍の全勢力を自由に働かせ得るように、地勢を調べて中央部となるべきスーラーブの野羊革の大天幕が張られた。そこは、背後に適当な距離を置いて、守るによい山裾の起伏の連った、延長十ファルサングばかりの緩やかな斜面を有った高地である。スーラーブは、陣地に立って、三方を展望した。父ルスタムの来るだろう西方の、ツスの辺は、内地イランの乾燥した、塩でもふいているかと思われる不毛の荒野の地平線の彼方に隠れていた。

二十二

カイ・カーウスは、国境の城塞を捨て逃れて来たフィズルの急報に全く愕かされた。