일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こくをみる

古句を観る

柴田 宵曲

柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면

아오조라 문고

長竿に板の武者絵や帋幟    村

この幟も同類である。長い竿の幟が立ててあるが、その幟は布でなしに紙で、しかもその絵が肉筆でない。版で摺ってあるという。(板の字の傍に棒が引いてあるから、これはハンと音で読むのである)いずれ簡略なものであろう。その絵が武者絵であることも、この句は明にしてある。

絵の幟の句があまり見当らぬ中にあって、紙に板画で武者絵を刷ったことまで描いたのは、慥に珍とするに足る。あるいは作者も珍しいと思って、特に一句に纏めて置いたのかも知れぬ。

五日

旅なれや菖蒲も葺ず笠の軒    鶴声

端午の句である。こういう年中行事に対する古人の心持は、自ら今人と異るものがある。今日でも全く人の意識から離れ去ったわけではないけれども、各自これを守る心づかいに至っては、多大の軒輊を免れぬ。王維が九日山東の兄弟を懐うの詩「独リ在リテ二異郷ニ一為ル二異客ト一。毎ニレ逢フ二佳節ニ一倍思フレ親。遥カニ知ル兄弟登ルレ高キニ処。遍ク挿シテ二茱萸ヲ一少カン二一人一」の如きも、単に家郷の兄弟を懐うだけでなく、こういう年中行事の中に洩れた自分を顧るところに、自ら微妙な味が籠っている。