후리가나로 읽는 일본 고전
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こくをみる
古句を観る
柴田 宵曲
柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면
というのがあった。同じ物を焚くにしても、材料が松毬となると、一種の雅致を生じ、必要以上の興味がある。町中の涼みでは到底こんな趣を味うことは出来ない。
白雨や赤子泣出す離れ家 野角
夕立の降っている中の離れ家で赤ン坊が泣いている、というだけのことであるが、もう少し補っていえば、夕立のためにおびえたとも取れるし、夕立が俄に降って来たため、母親が赤ン坊を置いて立上った、それで泣出したとも解せられる。
「離れ家」は離亭でなしに、ぽつんと一軒離れて建っている家の意であろう。「闇の夜や子供泣出す蛍舟」という凡兆の句を思い出す。
鮓喰て先おちつくや祭顔 蒙野
祭の家に招かれた場合であろう。もてなしの鮓の御馳走になって、一先ず落著いたら、何となく祭らしい気分になった、という場合を叙したのである。この鮓は今の握鮓のようなものではない。祭のために特に自分の家でつけたものと思われる。尤も句の眼目は、鮓を食って一先ず落著いたという段落にあるので、鮓そのものの吟味はいずれでも差支ない。恐らく鮓を前奏曲として、本格的な御馳走があとに控えているのであろうが、それはどうでもいい。