후리가나로 읽는 일본 고전
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こくをみる
古句を観る
柴田 宵曲
柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면
「明り障子」というのは、或特別な障子を指す場合もあるらしいが、普通は今いう障子のことである。ガラス障子というような、更に明るいものの出現した今日から見れば、紙障子を「明り障子」と号するのは、いささか僣越の沙汰であろう。しかしこれが明り障子として通用するためには、一方に明るくない障子のあった時代を顧みなければならぬ。障子といえば子供が指で破るものときめてかかる時代になっては、かえって「明り」の語が何か特別のものの如く考えられる虞もあるからである。
晴れ渡った朝空の色か、新緑の庭木の色か、あるいは両者合体した色でも差支ない。紙の障子に外面からそういう色がさすという、如何にも初夏の朝らしい爽快な感じである。「朝みどり」の語はこのまま朝と解すべく、浅緑の意味もあるなどという穿鑿はしない方がいい。
ほとゝぎす啼や子共のかけて来る 紫道
この二つの事柄には元来関連はないのである。ほととぎすが啼く、向うから子供が駈けて来る、ということを取合せたので、今ほととぎすが啼いたからといって、誰かに知らせに来たわけではない。ただ関連のない二つの事柄をこうやって一句に収めて見ると、必ずしも離れ離れのものとも思われぬ。