후리가나로 읽는 일본 고전
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こくをみる
古句を観る
柴田 宵曲
柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면
折敷をかぶって買物に出るというよりも、鍋屋から鍋をかぶって駈け戻るという方が、軽い即興的なところがあって面白い。
朝霜に摺餌摺なり歩長屋 梨月
「歩長屋」は「カチナガヤ」と読むのであろう。「カチ」は徒侍、普通にオカチというやつである。徒士とも書き、歩行とも書くように聞いている。ここで徒侍の分限などについて、武家生活の方から何かいうのは、われわれの任でもなし、またこの句にそう必要なわけでもない。歩長屋は徒侍の住んでいる長屋と解してよさそうに思う。
霜の白く置いた朝、そういう歩長屋で小鳥にやるべき摺餌を摺っている。小鳥は朝起だから、無論早旦に相違ない。ゴロゴロ摺る摺餌の音と、朝霜との間には感じの上の調和があるが、朝早く鳥の摺餌なんぞを摺っているところに、武家生活の或断面が現れているような気がする。但それは眼前の小景を捉えたまでで、そう面倒な知識を要するほどのものではない。
更る夜や舟の咳きく橋の霜 ※(「樗のつくり」、第3水準1-93-68)木
深更の趣である。橋の上には已に白く霜の置いているのが見える。そこを通りかかった時、図らずも寒夜に咳く声を耳にした、それは橋の下あたりに泊っている舟人の咳であった、というのである。