후리가나로 읽는 일본 고전
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こくをみる
古句を観る
柴田 宵曲
柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면
われわれの考え方が時に都会本位になる虞があるのも、不知不識の間に同様の誤に陥っているのかも知れない。
この釣眠の句なども、一陽来復という言葉が、そのまま新年に通用する時代ならば、とかくの説明を要せぬのである。年内に掘った井戸を春立つと共に汲みはじめる。井戸が新しいのだから、釣瓶も竿も悉く改っているに相違ない。新しい木の香を帯びて汲上げられる水にも、同じく新春のよろこびを感ずる、という新な気持である。この気持は「春立つ」を「年たつ」としたら、今の人にもわかりよくなるかと思う。
尤もこの「新井戸」は単に新しい井戸というまでで、若水から汲みはじめるものとまで限定しなくとも差支ない。以上は昔の春が大体において年と共に改ることを説くために、新しい感じをやや強めていったに過ぎぬのである。
霞む日やまばゆき紅の水洗 里東
「紅」はモミと読むのであろう。紅い絹の意である。うらうらと霞む長閑な日の下に、水に浸してざぶざぶと洗う、その絹の紅が日に映えて眩いような感じがする、という趣を詠じたものと思われる。
上に「霞む日」と置いたところを見ると、普通の井戸端などでない、多少眺の展けた流のほとりかも知れない。