후리가나로 읽는 일본 고전
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こくをみる
古句を観る
柴田 宵曲
柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면
殊に作者が少年である以上、先ずこの辺で満足するより仕方があるまい。
太祇に「春の夜や女をおどす作り事」という句がある。これは化物になるところまで行かぬ、話頭の作り事なのであろう。こういう趣向は降って春水作中の一齣となり、お化蝋燭を持出したりして、道具立はいよいよこまかくなるけれども、あまり感心したものではない。太祇にはまた「後の月庭に化物つくりけり」という句もある。百物語などの趣向ででもあろうか、いずれ誰かを威すはかりごとに相違ない。
野中の辻堂に集って百物語を完了したが、未だ夜は明けず、別に怪しい事も起らぬから、もう帰ろうといって立去ろうとすると、一人が己だけ少し残る、皆さきへ行ってもらいたい、といい出した。怪しんでその故を問うたところ、実は堂を下りようとした時に、うしろから腰を抱えた者がある、その手をしっかり押えているのだ、という答であった。そいつは化物だろう、少し切って見よう、と刀を抜きかかると、その化物の声として、それは危いといった。百物語の中途で、気分が悪いといって帰った男が化物になっていたのだ、という話が『窓のすさみ』にある。百物語の化物などは、とかく仲間のうちから生れるものらしい。