후리가나로 읽는 일본 고전
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ふるむじな
古狢
泉 鏡花
泉 鏡花의 古狢(ふるむじな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 19,891자 · 40화면
たかった。車麩の鼠に怯えた様子では、同行を否定されそうな形勢だった処から、「お町さん、念仏を唱えるばかり吃驚した、厠の戸の白い手も、先へ入っていた女が、人影に急いで扉を閉めただけの事で、何でもないのだ。」と、おくれ馳せながら、正体見たり枯尾花流に――続いて説明に及ぶと、澄んで沈んだ真顔になって、鹿落の旅館の、その三つ並んだ真中の厠は、取壊して今はない筈だ、と言って、先手に、もう知っている。……
はてな、そういえば、朝また、ようをたした時は、ここへ白い手が、と思う真中のは、壁が抜けて、不状に壊れて、向うが薮畳みになっていたのを思出す。……何、昨夜は暗がりで見損ったにして、一向気にも留めなかったのに。……
ふと、おじさんの方が少し寒気立って、
「――そういえば真中のはなかったよ、……朝になると。……じゃあ何か仔細があるのかい。」
「おじさん――それじゃ、おじさんは、幽霊を、見たんですね。」
「幽霊を。」
「もう私……気味が悪いの、可厭だなぞって、そんな押退けるようなこと言えませんわ。あんまり可哀想な方ですもの。それはね、あの、うぐい(※(「魚+成」、第3水準1-94-43))亭――ずッと河上の、川魚料理……ご存じでしょう。