후리가나로 읽는 일본 고전
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ふるむじな
古狢
泉 鏡花
泉 鏡花의 古狢(ふるむじな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 19,891자 · 40화면
生命に仔細はない。
男だ。容色なんぞは何でもあるまい。
ただお町の繰り言に聞いても、お藻代の遺書にさえ、黒髪のおくれ毛ばかりも、怨恨は水茎のあとに留めなかったというのに。――
現代――ある意味において――めぐる因果の小車などという事は、天井裏の車麩を鼠が伝うぐらいなものであろう。
待て、それとても不気味でない事はない。
魔は――鬼神は――あると見える。
附言。
今年、四月八日、灌仏会に、お向うの遠藤さんと、家内と一所に、麹町六丁目、擬宝珠屋根に桃の影さす、真宝寺の花御堂に詣でた。寺内に閻魔堂がある。遠藤さんが扉を覗いて、袖で拝んで、
「お釈迦様と、お閻魔さんとは、どういう関係があるんでしょう。」
唯今、七彩五色の花御堂に香水を奉仕した、この三十歳の、竜女の、深甚微妙なる聴問には弱った。要品を読誦する程度の智識では、説教も済度も覚束ない。
「いずれ、それは……その、如是我聞という処ですがね。と時に、見附を出て、美佐古(鮨屋)はいかがです。」
「いや。」
「これは御挨拶。」
いきな坊主の還俗したのでもないものが、こはだの鮨を売るんだから、ツンとして、愛想のないのに無理はない。