후리가나로 읽는 일본 고전
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どうきょにんかふう
同居人荷風
小西 茂也
小西 茂也의 同居人荷風(どうきょにんかふう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,026자 · 17화면
老人だから怪しまれぬ。これも年寄りの一徳、近頃の女の風呂場での大胆なポーズには驚くと申されたり。
九月廿七日。先生O家へ速達を出し、市川警察の呼出しになぜ応ぜぬかと詰問せらる。その件にてO家細君来りて先生と口論。先生の口喧嘩は辛辣にして執拗、ねちねちと女性的にして長屋の女房の言いあいの如く、男性的な壮快さはなし。午後扶桑書房、闇米を自転車に積み、中野より遠く迂回して来る。その労苦感謝すべし。
九月廿八日。先生の伝記を書く適任者は誰かと問いしに皆無なり。みな余と傾向を異にするゆえ現存の人にてはなし。佐藤春夫氏が日記を材料にして書くことならんといえり。
九月廿九日。今宵中秋の明月、先生お月見に呼ばれて海神の友人の許へ行き九時頃戻る。
ジャン・モレアスとは何人かと問合せ来りたる中学国語教師あり。
九月卅日。先生ちょっと曇ると必ず洋傘を携え、買物籠には革の鼻緒立て二本を入れおきたり。以てその用心の程を知るべし。先代羽左衛門の実母(混血児)のことを小説に書いてみたしと申さる。
十月二日。朝先生警察へ行き本をまた持ち帰る。犯人は十六歳以下のため矯正院へ送るわけにも行かず、事件は有耶無耶になりたりと残念がらる。