후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
きゅうけつき
吸血鬼
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 吸血鬼(きゅうけつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 190,554자 · 381화면
女探偵
賊はひょっとしたら、国技館を根城にして、恐ろしい悪事を企らんでいるのかも知れません。アトリエの死体群像といい、ここの二階の仏像といい、今また国技館の菊人形と、あいつの犯罪には、妙に人形がつき纒っている」
明智は非常に気掛りの様子で立上った。
「僕はこれからすぐ、国技館へ行って見なければなりません。あの殺人鬼は文代さんをどんな目に合わせているか、ひょっとしたら、もう間に合わぬかも知れません」
いいながら、彼は小林少年を従えて、もうドアの外へ出ていた。
「三谷さん。二階の書斎を注意して下さい。やっぱりドアを締切て、誰もあすこへ入らぬ様にして下さい。召使の人達にも決してあの部屋へ足踏みせぬ様、きびしくいい渡して下さい。悪くすると、人の命にもかかわる様なことが起るかも知れません」
明智は、見送る三谷と、廊下を歩きながら、繰返し繰返し、それを注意した。
女探偵
文代さんにとって、恋人明智小五郎の命令は、絶対のものであった。嘗て「魔術師」といわれた怪賊の毒手から、救われた恩義がある。その上に恋だ。
どういう訳で、何の目的で。そんなことは問う所でない。明智の命とあらば、火の中へでも飛込むのだ。