후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
きゅうけつき
吸血鬼
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 吸血鬼(きゅうけつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 190,554자 · 381화면
回復すると、敵を討ちそくなった激怒が、彼を狂気させてしまった。彼はとっさの間に、恐ろしい最後の手段を考えついた。
谷山は部屋の隅へ走って行って、そこの小机のひきだしから、いざという時の用意に、丸をこめておいた小型ピストルを取出し、その引金に指をかけて、一同の前へ戻って来た。恒川警部も、このとっさの行動を阻止する暇がなかった。
「手を上げろ。モソモソすると、ぶっ放すぞ。おれが人の命なんかなんとも思っていないことは、君達もよく知っている筈だ」
一同手を上げる外はなかった。
「ワハハハハ、明智君、流石の名探偵も、馬鹿馬鹿しい失策をやったものだね」
谷山は油断なくピストルの筒口を左右に動かしながら、小気味よげにちょう笑した。
「倭文子の生きた姿を見て、このままおれが、ノメノメとお繩を頂戴すると思っているのか。おれはやっぱり負けたのではない。倭文子の命はおれのものだ。ピストルであっさり打ち殺すのは、少し物足らぬが、この場合仕方がない。サア、邪魔立てすると誰であろうと容赦はせぬぞ」
ねらう一人と、ねらわれる一団とは、互に相手から目を離さず、ジリジリと部屋の中を半周した。