후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
わしゅうちめいだん
和州地名談
柳田 国男
柳田 国男의 和州地名談(わしゅうちめいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,320자 · 14화면
ぺんに生まれたものと思い、または最初の形のままだときめてしまって、強いてこじつけの解説を下そうとする人ばかり多いのである。大和には限らぬが近畿地方の地名は、幸いにしてちょうど正反対の条件を具えている。誰にも気が付かずにいられぬことは、村がおいおいと開け戸口が増加するとともに、これに比例して地名が多くなって来たという事実である。たった一つの名で漠然と呼ばれていた広野でも、家が建ち小路が通れば曲り目ごとに、小さな区劃ごとに字というものが入用になる。今まであったので間に合せる場合は少なく、後から附け添えて新旧いろいろの地名が、隣を接することになるのは自然である。記念すべき上代の故跡に近いから、どれもこれも古かろうなどということができないのは、土地の人自身がまずちゃんと心得ている。ただ外部の者から古そうだと言われて、強いて苦情を唱えるほどの根気がないだけである。
しかも新しい地名と言ったところで、そう近頃のものが多かろうはずはない。普通の人から見れば一様に皆昔だ。それを順序立てて乙は甲より後、丙がすでに生まれて丁のまだできなかった期間が、どのくらい続いたろうかというようなことは、大切な歴史であるがまだちっとも教えられていないのである。