후리가나로 읽는 일본 고전
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てつがくのげんだいてきいぎ
哲学の現代的意義
戸坂 潤
戸坂 潤의 哲学の現代的意義(てつがくのげんだいてきいぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,718자 · 45화면
クリティシズムと科学的精神
ただもしそこに差があるならば、漱石のインテリは階級的役割などを全く知っていないに反して、トゥルゲーネフのインテリ主人公は、いずれも階級的自覚者だということだ。するとつまり、国民文学として優れたタイプというのは階級的タイプとして優れたタイプのことだったということになるようだ。同じく国民文学の恐らくより以上の巨人であるドストエフスキーは、『悪霊』の内でタイプの一人スチェパン氏に云わせている、「わたしはどうもトゥルゲーネフが腑に落ちない。彼の書いたバザーロフは、何だかまるで実際にいない架空の人物みたいだ。今の若い連中も当時自分の口から、ぜんぜん成ってないもののように云ってその価値を否定して了ったくらいだ。」で、トゥルゲーネフが国民的に見えたのは、どうしても彼が階級的であったからとしか云うことが出来ぬ(だがそんなことは思想の科学の課題から云って、ごくつまらないことだ)。
クリティシズムと科学的精神
思想の科学であるものは、現実の諸思想の生きた法則を探求すると云っていいだろう。単に法則をではなく、また単に思想の形式的な定式をではない、現下の現実としての思想の現に生きている法則を、である。