후리가나로 읽는 일본 고전
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うたのたてやましんじゅういっきょく
唄立山心中一曲
泉 鏡花
泉 鏡花의 唄立山心中一曲(うたのたてやましんじゅういっきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 30,835자 · 61화면
を聞かして欲しいと、山姫様、御意遊ばす。」
藤助は杯でちょっと句切って、眉も口も引緊った。
「旦那方の前でございますがね、こう中腰に、〆加減の好い帯腰で、下に居て、白い細い指の先を、染めた草につくようにして熟と聞く。……聞手が、聞手だ。唄う方も身につまされて、これでもお前さん、人間交際もすりゃ、女出入も知らねえじゃあねえ。少い時を思い出して、何となく、我身ながら引入れられて、……覚えて、ついぞねえ、一生に一度だ。較べものにゃあなりませんが、むかし琵琶法師の名誉なのが、こんな処で草枕、山の神様に一曲奏でた心持。
と姉さんがとけて流れて合うのじゃわいなと、きき入りながら、睫毛を長くうつむいて、ほろりとした時、こっらも思わず、つい、ほろり……いえさ、この面だからポタリと出ました。」
と口では言いつつ声が湿った。
「(つかん事を聞きますけれど、鋳掛屋さん、錠の合鍵を頼まれて下さいますか。)……と姉さんがね。
私あこれを聞いて、ポンと両手を拍った。
このくらいつく事は、私の唄が三味線につくようなもんじゃあねえ。
(鍵が狂ったんでございますかい。)
(いいえ、無いんですけれど。