후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ぜんあくりょうめんねずみこぞう
善悪両面鼠小僧
国枝 史郎
国枝 史郎의 善悪両面鼠小僧(ぜんあくりょうめんねずみこぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,231자 · 21화면
「毎夜通って参るそうじゃ」
「言語道断、奇怪の妖怪……」
「其方今宵は奥へ参り、姫の寝間の隣室に宿り、妖怪の正体見現わすよう」
「かしこまりましてござります」
「よいか、確と申し付けたぞ」
「承知致しましてござります」
下邸の夜は森々と更け、間毎々々の燈火も消え、わけても奥殿は淋しかった。
一つの部屋にだけ燈がともっている。
それは乃信姫の部屋である。
ボーンとその時丑満の鐘が手近の寺から聞こえてきたが尾を曳いてその音の消えた後も初夏の風がザワザワと吹く。
同時に庭に向いた廻廊の戸を、ホトホトホトホトと叩くものがある。
と、障子に女の影が大きくボッと映ったがやがて障子が音もなく開いて一人の女が現われた。他ならぬそれは乃信姫である。
姫は廊下へスルスルと出たが、すぐに雨戸へ手を掛けた。スーとその戸が横へ引かれる。
「乃信姫殿か」
「主水様」
内と外とで二声三声。……月代の跡も青々しい水の垂れそうな若侍がツト姿を現わした。鶯谷で姫を救った深編笠の侍である。
その手を優しく姫が執る、二人はピッタリ肩を寄せ、部屋の内へ入って行く。
とたんにパチッと鍔音がした。
ハッと驚いた若侍、思わず一足下った時、